こんにちは、前田コーチです。皆さん、好き嫌いせずご飯を食べていますか?スポーツをする上で食事は大切です。今回は、栄養素について話をしていきます。
栄養素には、タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラル、の5つがありそれを五大栄養素といいます。
それぞれ役割がありますので解説していきます。
●身体をつくるタンパク質
タンパク質は身体をつくる筋肉、内臓、皮膚、血液など身体の主要な構成成分。車に例えると、ボディやエンジンの材料となります。このボディがしっかりしていないと、車は速く走れないように、身体の組織をつくる大切な栄養素です。タンパク質を構成するアミノ酸は20種類あり、そのうちの9種類は体内で合成できないため必須アミノ酸と呼ばれています。そのため、必須アミノ酸は食事から補う必要があります。
●力や熱になる脂質・糖質
脂質は摂り過ぎると肥満につながりますが、少量でも多くのエネルギーを得ることができる効率の良いエネルギー源です(1gあたり9kcal)。糖質は身体を動かす(運動する)エネルギー源となり、肝臓と筋肉にグリコーゲンとして蓄えられます。また、糖は脳の主要なエネルギーになります。一方、食物繊維は第六の栄養素とも呼ばれ、ヒトの消化酵素で分解されない食物中の難消化性成分であり、おなかの善玉菌を増やし腸内細菌のバランスを整えるなど身体に有益な成分です。脂質は肉類の脂身、食用油脂類、糖質は、穀類、イモ類、砂糖類、果物類に多く含まれます。